菅野美穂 産科界のジャンヌ・ダルクに
小向美奈子(25)が主演映画「花と蛇3」(監督成田裕介、8月28日公開)で10を超える緊縛パターンを披露している。 団鬼六氏原作のSM官能作品で、イタリア帰りのチェリスト静子が財界の大物の謀略によってさまざまな調教を受ける物語。小向は86センチEカップのスライム乳を荒縄で絞りあげられる「亀甲縛り」や、うつぶせの状態で体を宙づりされる「芋虫転がし」などに挑戦。クライマックスでは竹に足を縛られ3〜4メートルの高さで逆さに吊(つ)される「地獄吊り」の大技も見せる女優魂を発揮している。 緊縛シーンを手掛けたのは杉本彩(41)主演の前2作にも参加した緊縛師の有末剛氏。「女性を抱きしめるように縛るのが緊縛プレー。気持ちや体調によって縛り方は変わる」と説明。「体が柔らかくて、肌も吸い付いてくるように滑らか。縛られるために生まれたよう」という小向の肉体と向き合っているうちに緊縛の奥義とも言える技が次々に飛び出し、6、7パターンだった前2作から大幅に縛り方が増えたという。 小向はストリップショーに出演しながらの撮影で「独特な世界に入れるか不安でしたが、ライブとは全く違う、凄く新鮮で刺激的な現場でした」と貴重な経験をした様子。1日中、全身を縛られ宙づりにされた状態で過ごしたこともあったとし「無理な体勢で持病の腰痛がさらに病んだ。もう縛られるのはコリゴリ。プライベートでは縛る方に回りたい」と笑顔を見せていた。 (スポニチ)